痙攣や発作などの症状がてんかんには見られます。これらの症状はラミクタールで予防が可能です。

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ラミクタールはてんかんの発作を予防する働きがある
てんかんの症状を抱えている患者に対しては、抗てんかん薬による薬物療法がほぼ必ず実施されますが、この時に利用されることが多い医薬品の一つが「ラミクタール」と呼ばれる製品です。
このラミクタールにはラモトリギンと呼ばれる成分が小児用には2~5mg、成人用には25~100mg含まれています。
てんかん発作とは、脳の神経細胞が過剰に興奮していることが原因で、運動機能や自律神経、視覚、聴覚などに異常や障害が起きる症状の総称です。
この発作をしずめる方法は大きく、興奮性の神経伝達を抑制する方法と、抑制性の神経伝達を高める方法の2種類に分かれます。

ラミクタール(ラモトリギン)は前者の方法で症状を沈静化させるために投与する医薬品の一つで、医薬品上の分類では「ナトリウムチャネル遮断薬」と呼ばれます。
ナトリウムチャネル遮断薬はその名の通り、神経細胞の細胞膜にあるナトリウムチャネルと結合し、細胞の興奮作用と関係のあるナトリウムイオンが神経細胞内に流入するのを阻害する医薬品です。
ラミクタールの製造販売が承認された当初は、部分発作、強直間代発作、レノックス・ガストー症候群による発作に対する併用療法のみが適応症となっていました。
つまり、他の抗てんかん薬と併用することでしかこの医薬品を使用することはできませんでしたが、2014年に単剤療法の適応追加が承認され、現在はラミクタールのみの投与による治療も行われるようになってきています。

また、ラミクタールはてんかん発作以外にも、双極性障害の患者に対して気分を安定させるために用いられることがあります。
しかし、なぜ双極性障害の患者に対して効果があるのかは明確になっておらず、現在も作用機序を明らかにすべく研究がつづけられています。

ラミクタール以外に発作に効果がある薬とは

ラミクタール以外で発作を予防できる薬は、カルバマゼピンです。
これは部分てんかんの発作に対して一番最初に処方される薬です。
精神症状が改善するなどの報告もあるため、気分調整剤や三叉神経痛の薬としても使われています。
ただし全般てんかんを持つ人が服用すると発作が悪化するので注意します。

カルバマゼピンはグレープフルーツを食べると血中濃度が上がって、一緒に服用したてんかんの薬の濃度を下げてしまうことがあります。
部分てんかんの発作や全般てんかんの強直発作に有効なのが、フェニトインです。
血中濃度が変動するためモニターを見ながら、てんかん重積状態の時に注射します。

全般てんかんの第一選択薬は、パルプロ酸ナトリウムです。
気分障害の改善だけでなく、この治療薬で片頭痛を改善する効果もあります。
薬を服用すると少しずつ有効成分が溶け出るので、1日に何回も服用しなくても良いです。
患者のストレスが減るだけでなく、薬によって胃腸が荒れるのを防ぎます。
飲み慣れない頃は腹痛や消化不良といった消化器の不調や眠気を感じる人もいます。

また体重が増えることがあり、パルプロ酸ナトリウムを高濃度で服用すると妊娠が難しいです。
ガバペンチンは部分発作の付加薬で、ミオクローヌスは悪化するので注意します。
この薬のほとんどは腎臓で排出されるため、腎臓の機能に障害がある時は投与する量を調整します。
副作用には眠気やめまいなどがありますが稀で、一緒に服用している薬の影響を与えません。

全般てんかんや部分てんかんの付加薬であるラモトリギンは、レノックス症候群の発作にも使われます。
錠剤だと水なしでも服用することができます。
アレルギー反応を起こす人はわずかにいて、妊娠中は血中濃度が下がりやすいです。

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